2012年2月11日 (土)

観察会

■2月11日(土) くもり

 ①カエル谷の良さを地域の人に知っていただく。
 ②一緒に汗を流す人たち(後継者)の発掘。
を狙いに、今年から始めたカエ谷での月例観察会(注)の第1回目でしたが、寒く、花のない時期でもあったせいか、地域の方々の参加はなく、遠く、刈谷市から来られた不耕起でのコメ作りをされているTさんだけが一般参加でした。

 地域や学校などへは、案内状をつくり、ご説明にも上がったのですが、空振りでした。
でも、想定していたことなので、気長にやりたいと思います。

 今の世の中、自然を楽しむ方、昔は良かったと嘆く方はたくさんいます。
それらの方々の、たとえ1%でも、自然再生のために行動をする方が出てくれば、悪化しつつある日本の自然を、良くするほうへ向かわさせることが出来るのですが…。絶えてしまってからは手遅れです。
 かつて里山が良かったことを知り、その維持管理を父や兄弟たちとやり、子どもの頃になつかしい生きものたちと遊んだ経験を持つ、私たちの世代が元気なうちに、次の方々へノウハウを伝えて行きたいと願っています。

 (注)
 カエルの分校としての月例観察会はありましたが、カエル谷だけでの毎月の観察会はありませんでした。

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Dsc_6354_4 ↑ ニホンアカガエルの卵塊です。 Dsc_6361_4 ↑ 産卵を間近にしてお腹が膨れたニホンアカガエルです。

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2008年7月30日 (水)

昔ながらの田んぼ

 7月19日、分校の月例観察会で、旧作手村の長ノ山へ行って来ました。
 長ノ山は、標高が530mほどの丘陵地です。
大正12年4月に、天野巧さんが18歳のとき、現西尾市から開拓で入り、林業と、農業、牧畜などをして来た土地で、その後、数名の方が、開拓に加わり、農業を営んでいます。
 長ノ山は泥炭地で水はけが悪く、湿地が点在し、貴重な生物が見られたことから、昭和48年に愛知県の天然記念物に指定され、後に、愛知高原国定公園にも編入されています。
 湿地としては多少乾燥化が進んでいますが、普段目にすることのない植物や生きものたちに出会うことが出来ますので、参加者のみなさんも、当然期待していたに違いありません。
結果は、期待通りだったようです。

 ただ、私のネライは、別な所にありました。
それは、普段目にしている田んぼとの違いに気づいてもらえたら…との想いでした。
幸い、数名の方が、ここの田んぼ脇の溝には、いろんな生きものがいると気づいてくれました。
 長ノ山の田んぼは、農業機械は使えるように直線的になってはいますが、いわゆる乾田化などの圃場整備はしてありません。
田んぼの周りの溝は、全て土を掘っただけなのです。
 所々にあるため池も、土地を掘って造った、いわゆる皿池で、コンクリートで固めた堤体はありません。
 平坦地であったことや、開拓で、資金に余裕がなかったことが幸いしたのです。

 これらのことが、昭和30年代には各地の田んぼの周りで見られた、豊かな生物相を今に伝えていたのでした。
 
 人間、お金があると、工夫することなく楽なほうへ流れたり、必要のないものまで、買ったりしてしまいます。
 天野さんたちが出来たことが、他の農家の方に出来ないはずがありません。
まして、平坦地であれば、なお更です。
私たちは、圃場整備で失ったものが多いように感じます。
自分のしっかりした考えがなかったために、他の勧めで、圃場整備に流されたようです。
結果、金の掛かる農業になってしまい、農家以外の誰かが得しているようです。


 写真は、上の段からアキアカネ、田んぼ横の溝、長ノ山の風景と、
Aさんが撮られたオオヤマトンボ♂、カワラナデシコです。
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2008年5月18日 (日)

段戸裏谷原生林

 5月10日、久々に分校行事で段戸裏谷へ行きました。
当日は、あいにくの雨でしたが、11名の方が集まり、長靴と傘を指して、歩いて来ました。
 気温はお昼ごろで10℃と、ひんやりした感じでしたが、歩いているときは、さほど寒く感じませんでした。自然界は雨は雨なりの良さがあるもので、今日は若葉の季節とも重なったために、雨に濡れた木々が、しっとりとして、何とも言えない風情がありました。
 野鳥は雨で静かにしているかなと思ったのですが、キセキレイやカケスの姿が見れて、コマドリなどの声も聞くことが出来ました。シュレーゲルや、タゴガエルの声も聞けましたが、楽しみにしていたモリアオガエルの卵塊は、生息地だった沼が、土砂などが入り込み、水がほとんどなくなっていて観ることが出来ませんでした。
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 段戸裏谷の原生林には、人工林が隣接しています。
同じヒノキ林でありながら、きちんと管理した
林は、森の中が明るく、臨床には、いろんな植物が生育できることも、それぞれの眼で確認していただきました。
 倒木には、やがてコケが生え、発芽に適した状態となり、風などで運ばれた種子が芽を出し、土に還るまでの間、幼木の肥料となって木を育て、やがて倒木の痕跡が消え、新しい樹となり、それらを倒木更新と言うことも学んで頂きました。
 また、横たわった大木の上に付着した種子が育つと、直線的に、いろんな木が生えることも確認
しました。
 里山の2次林や人工林は、常にかまってやらないと荒れて行くことも学んでいただきました。
 ブナ、スズタケ群落(集)のことも学びました。
段戸裏谷の植生を構成する主要植物は、ブナ、ミズナラ、モミ、ツガ、そしてスズタケです。
 きれいなものだけの上っ面を眺めて、名前を聞いて歩くだけの観察会は、人間の楽しみだけのものでしかなく、自然のためには何の役にも立たないことも学んでいただきました。
 かつての段戸裏谷が、公園化により、人工的に造りかえられている問題にも、気づいていただきました。
 結局、一人一人の意識が高くならないと、自然でも、あらゆるものも、悪化していくようです。

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2007年10月14日 (日)

長ノ山 トンボ観察会

 10月13日、観察会で長ノ山へ行きました。
湿原には、秋の花がたくさん咲いていました。中には、春や初夏の花もありました。
渡り途中のノビタキもいました。
トンボも10数種類いました。
高原はさわやかな秋の気配でした。
天神前の池で、早めのお弁当にしました。
シマヘビがクロミノニシゴリの木の間から私たちを観察していました。
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2007年7月 3日 (火)

ホタルの観察会 (風の谷)

6月16日。
風の谷でホタルの観察をしました。
今年は、第3土曜日にしたこともあり、たくさんのホタルを観たり、手に触れることが出来ました。

 風の谷のホタルは、養殖し放したものではありません。関係者が時間をかけて、棲みやすい環境にして増えたものです。

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写真撮影は、岩田さんです。

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2006年10月16日 (月)

亜高山での観察会

14日、分校として初めて、亜高山での観察会を長野県の蛇峠山で開きました。
 林道終点から50分ほどのところを2時間半ほど掛けて、観察したり写真を撮りながら歩く企画でしたが、山道が整備されていたこともあり、2時間ほどで頂上へ着きました。
 あいにくの曇り空で、楽しみにしていた南アルプスは見れませんでしたが、歩き始めの馬の背から上は、紅葉がきれいでした。(一番上の写真は、歩き始めの馬の背から山頂方面を見たものです。)
 参加者された方々には、日頃見ることの少ない亜高山の植生が新鮮に写ったようです。

 帰りに、K池も立ち寄りましたが、気温が下がったこともあり、トンボの数は減っていました。Dscn4705
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2006年10月 2日 (月)

地域との交流

 10月1日、生きもの生息空間『風の谷』と『カエル谷』がある、松平地区の交流館祭がありました。
 地元の方の計らいで、『カエルの分校』も特別参加し、活動の様子や、自然の写真を展示し、『ぴょんぴんカエル』や、『ひもトンボ』作りなどの体験コーナーや、自然保護クイズなどを開きました。
 BGMはAさん録音のシュレーゲルアオガエルの声です。
 松平中学校の女子生徒さんが、ぬいぐるみをつけてサポートに来てくれたり、K.Aさんの『ぴょんぴんカエル』は、行列が出来る人気で、1時頃には材料切れと、うれしい悲鳴。
 おかげさまで、『カエルの分校』ブースは、終日子供たちで大賑わいでした。Dscn4210 Dscn4214 Dscn4196 Dscn4224 Dscn4216 Dscn4202

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2006年9月16日 (土)

新池で観察会

  9月 9日、残暑の竹村新池公園で、自然観察会を開きました。
 Tさんの案内で、『新池の秋の七草』を探して歩きました。
 雑草で一杯の学校エリアでは、トンボや、カマキリ、バッタなど、生きものがたくさんいました。
 せせらぎには、ヨシノボリや、エビ、ザリガニがいて、子どもたちは、ザリガニ釣りをしました。 
 なお、今回確認されたセスジイトトンボは、再生された竹村新池公園に戻って来た、20種目の記念すべきトンボです。
  最後に下のせせらぎ横で記念撮影。 帰られた後で写真には入っていませんが、自然が感じられる公園の先輩格『児の口公園』のボランティアの方も3名見えました。Photo_28
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Photo_32 Photo_29Photo_30 Photo_31  写真上から、キツネノマゴのヤマトシジミ(I)、オオカマキリ(A)、ザリガニ釣り(A)、セスジイトトンボ(I) 、ツリガネニンジン(I)、記念撮影(I)です。

 ( )内は、撮影者のイニシャルです。

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2006年9月 6日 (水)

仁王川 川遊び つづき

Photo_24 Photo_25 Photo_26 19日に続いて、26日も川遊びをしました。

子どもたちが生き生きとしていて良かったです。
ギギやオニヤンマを捕ることが出来ました。

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2006年8月20日 (日)

近自然工法の川で遊ぶ

 
Dscn27348月19日、交流館講座を分校がサポートして、仁王川で、自然観察会を行いました。
 午前中は、タモを使っての魚とり、昼からは、魚をとったり、水にもぐったり、思い思いに楽しく過ごしました。
 各地で、35℃を越す暑い日でしたが、川の中や水辺はとても快適で、子どもも、大人も、ご機嫌でした。

 下見、草刈り、当日の対応など、サポートくださったみなさん、
ありがとうございます。

 なお、観察された主なものは、次の通りです。
・魚
 カマツカ、シマドジョウ、ドジョウ、モロコ、カワムツ、ヨシノボリなど
・トンボ
 ハグロトンボ、オニヤンマ、コオニヤンマ、ギンヤンマ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボ
・植物
 水際に、ツルヨシが繁茂していました。


 (参考)
 仁王川は、7年ほど前に、ほ場整備に合わせて、かつての川を東へ100mほど位置を変え、近自然工法を取り入れて改修されたものですが、少しずつ生きもの達が戻っています。
ただ、三度の下見のときは、たくさんあった川砂が、大雨で流れてしまい、川底に、発破痕が残る岩盤が露出していたり、カスケード(階段状の水の流れ)に、太い針金や、角のある石が多用されているなど、子ども達が安心して遊ぶ上では、工法的に、もうひと工夫必要に感じました。

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