2012年6月10日 (日)

遠くからのお客さん

6月10日(日) 晴れ 気温26.5℃(11時)

 静岡市からカエル谷へ、カエルが大好きとのお客さんがありました。
SSさんとやまねがお迎えし、カエルの鳴声や、姿を楽しんでいただきました。
Dsc_6839 ↑ 向かって左が静岡から見えたTUさんです。
右がご案内したSSさんです。 
Dsc_6834 ↑ 催眠術に掛かったシュレーゲルアオガエルに触れているところです。
Dsc_6862_2 ↑ 自分で捕まえたニホンアカガエルをうれしそうに見つめるTUさんです。
 捕まえたカエルは持ち帰らず、しばらく観たら元の所へ放していました。


 TUさんの対応をしているとき、春日井市からお出でのお客さんがありました。 THさんの紹介で、トンボが大好きとのことでした。
Dsc_6791 ↑ 春日井からお出でのYNさんご家族です。

 以下は、小学校4年生のSくんが捕まえたトンボたちです。
テープでつないだ長い竿の捕虫網でしたが、上手に捕まえていました。
自分で捕まえ方をマスターしたとのことです。
 ちなみに、彼の場合、しばらく観察すると、そっと放していました。

Dsc_6815 ↑ クロスジギンヤンマの♂です。
Dsc_6940 ↑ ヤマサナエのオスです。
Dsc_6911↑ ギンヤンマの♂です。Dsc_6915 ↑ お兄さんもうれしそうでした。




(ご参考) 考えてみたい

   「子どもにトンボを捕まえさせたい…」
 

 春日井のYNさんが、カエル谷に来られた動機は、
カエル谷には、トンボがたくさんいることと、
子どもには自由にトンボを捕まえさせてくれると言うことを聞いたからとのことでした。

 これまで、海上の森など、いろんなところへトンボ見に行ったのですが、
捕虫網を持っているだけで、子どもが何度も注意されたり、叱られたそうです。
それも、施設の人ではなく、一般来場の大人だそうです。

 YNさんの想いは、
 ①捕まえないと識別出来ない種が多い。
 ②子どもは見るだけでなく、触れて初めて愛着が出る。
 ③持ち帰るわけではなく、しばらく眺めたら放している。
 ④トンボなどがいなくなったのは大人の責任なのに、増やす努力をしない人までもが子どもに注意する風潮は悲しい。

とのことでした。 同感です。

 私たち『カエルの分校』は、子どもが捕まえたくらいでは消えないように、
コメ作りを止めた山間の田んぼを水辺として再生し、なつかしい生きものが安心して世代交代できる活動をしていますから、特別な貴重種などを捕まえてしまったときは放してもらうこともありますが、子どもの昆虫採集や、持ち帰りはOKにしています。

 そこで、各施設や大人の方々への提案です。
自然観察のための「〇〇の森」などは、見るだけ、とるのは写真だけなどの判で押したような対応を止め、識別や、子どもの昆虫採集目的の場合は、捕虫網を使ってトンボを捕ることを許可してあげてはいかがでしょうか。
 マニアなどの乱獲と分けるために、許可したことが一般の方に判るよう、腕章を貸し出し、帰りには、捕まえたトンボなどを確認する仕組みにすれば、とんでもない貴重種が消えることを防ぐことも可能ですし、子どもとの会話を通じて、生きものとの触れ合いの仕方も、子どもたちに学んでもらうことも出来ると思います。

 『カエルの分校』の場合、腕章の貸し出しはしていませんが、心無い人の荒らしを防ぐため、場所の一般公開はせず、入谷は許可制にしてあり、子どもの場合、捕ることはOKにしていますが、年毎にトンボの種と数は増加傾向で、子どもが捕まえたから消えたとの種はありません。
 やりようによっては可能と考えています。

 かつて、夏休みの定番であった昆虫採集を子どもたちに復活させ、科学をする眼を伸ばしてあげたいと思います。
 みなさまのご理解と、ご支援をよろしくお願い致します。



 2時までカエル谷で過ごし、アオハダトンボを見るため仁王川へ寄って帰りました。
Dsc_6942 ↑ 仁王川の上流部です。Dsc_6949 ↑ 上記から1.2Kmほど下流の仁王川です。


 静岡のTUさん、春日井のYNさん供、『カエルの分校』の賛助会員になってくださいました。
ありがとうございます。 改めて感謝申し上げます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年5月26日 (土)

うれしい出来事

■5月26日 晴れ

 5月3日の夜、カエルの分校の活動をインターネットのサイトで知ったと言う方から、賛助会員になりたいので、振込先を教えてくださいとのメールが入りました。
 寄せられたメールによれば、
「蜻蛉好きの端くれとして何か出来る事は?と常々考えていたところ、トンボやカエルなど、なつかしい生きものが絶えないように活動しているカエルの分校を知り、離れていることや、現役であることから、一緒に水辺の再生や維持作業は出来ないが、賛助会員であれば何とかなるだろうと思いメールさせて頂きました。」との趣旨でした。

 数日後、賛助会員として3口分の金額に、寄付金まで添えて振り込まれたのでした。 ありがとうございます。

 自然に関心がある人、自然を楽しむ人、自然が悪化していると嘆く人、国や行政などに向かって〇〇を保護せよ!などと注文をつける人は、世の中にたくさんいます。

 自然を見ていれば、現状がどれだけ厳しい状況にあるかを感じ取ることは、大人であれば出来るはずですが、言うだけ、思うだけの人が多く、悪化を食い止めるために汗を流したり、やれることを実行に移す人は、1万人に一人いたら良いくらいですので、とてもうれしいことでした。
 早速、お礼のメールを差し上げると、
「5月の26日か27日にカエル谷を見せていただきたい…」とのことで
「どうぞお越しください…。」と返事を差し上げ、お待ちしていました。

 そのMさんが、今日、知多から遠路訪ねてみえたのでした。

Dsc_5262 ↑ カエル谷でトンボを見つめる賛助会員のMさんです。
予想していたよりも若い方だったので、驚きました。
私がMさんの年齢の頃は、観察会の案内と、調査活動はしていたものの、Mさんほどの実行力は無かったです。

 以下は、観ていただいたトンボの一部です。
Dsc_5257 ↑ ヤマサナエ♂です。

Dsc_5288 ↑ ホソミイトトンボ♂です。

Dsc_5339 ↑ クロイトトンボ♂です。
Dscn2157 ↑ ショウジョウトンボ♂です。
Dscn7776 ↑ 羽化間もないヨツボシトンボ♂です。
Dscn0708 ↑ モートンイトトンボ♂です。
Dscn8764 ↑ アサヒナカワトンボ(旧ニシカワトンボ)♂です。
Dsc_2498ta↑ シオヤトンボの産卵です。

 午後からは、知多半島では見れないとのことで、ニホンカワトンボのいる近くの仁王川をご案内しました。
Dsc_3981 ↑ 仁王川です。
Dsc_5519 ↑ トンボの写真を撮るMさんです。
Dsc_5435  ↑ ニホンカワトンボ♂の飛翔です。
Dsc_5454 ↑ 川魚を追ってカワネズミが泳いで来たので、運良く撮ることが出来ました。
なお、これまでに、仁王川でのカワネズミ確認記録はないそうです。(矢作川研究所)




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 8日 (火)

草刈りの日

■5月8日(火)  

 今日は草刈りをしました。
これからのシーズンは2週間に一度は草刈りです。
 人間が住む身近な自然は不思議なもので、自然のまま放置すると、植生も生きものたちもの生物相も、単調になります。
例えば、草原、程よく、ある頻度で刈ることで、いろんな草花が生えて来ます。
ただ、あまり手を入れない所も残す必要があるように感じています。
それらの微妙なバランスが、生物の多様性の上で大切なように思います。
 ただ、日本人の多くは、行政も含め、環境美化とか言って、見える範囲のあらゆる草を取り除き、園芸種を植えたりすることが、きれいで、景観的にも良いとの思い込みがあるようなのは残念です。
 川や池なども、在来種の水草を引き抜き、園芸種の睡蓮や、外来種のホテイアオイを入れ、きれいになったと言っているなどは、何をか言わんやです。

Dsc_1746

Dsc_1778

Dsc_1849
Dsc_1826  午後は、トンボを観て寛ぎました。
Dsc_1732t ↑ ヨツボシトンボの♂です。
Dsc_1743t ↑ タベサナエの♂です。
Dsc_1755t

Dsc_1767t ↑ アサヒナカワトンボの橙赤色型 ♂ です。

Dsc_1832t ↑ ホソミイトトンボ♂です。
Dsc_1820ta ↑ アジアイトトンボの赤色型未成熟♀です。


| | コメント (0) | トラックバック (0)