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2007年5月15日 (火)

桶ヶ谷沼へトンボ観察

 5月12日。昨年に続きバスで桶ヶ谷沼と鶴ヶ池へ行って来ました。
今回の参加者の目的は、ベッコウトンボを観ることと、たくさんの種類のトンボが生息する環境を自分の眼で確認することでした。
 桶ヶ谷沼ビジターセンターへ9時半に着き、細田所長さんから、沼やベッコウトンボのお話をお聞かせ頂いた上に、12時少し過ぎまで沼をご案内頂きました。Ak0002

 ベッコウトンボ復活のための実験エリア では、ちょうど実験施設の巡回に来ていた磐田南高校の生徒さんが いろいろ質問に答えてくださいました。
ありがとうございました。

 写真は、説明する生徒さんです。
Ak0010

Ak0004 Ak0020_3  昼食後は、鶴ヶ池に行き、たくさんのベッコウトンボを観ることが出来ました。

 かつての鶴ヶ池は、ベッコウトンボがほとんどいない時があったとも伺いました。

 ベッコウトンボの増減は、まだまだ謎の部分が多いようです。

Dscn8533 鶴ヶ池の堤体の草地にいたベッコウトンボは、その9割強が成熟♂でした。
産卵に適した近くに縄張りを持ち、♀の来るのを待っているようです。
 私は、彼らの生態が知りたかったので、池を一周せず、その場で観察を続けていたら、交尾と産卵を確認することが出来ました。
 産卵は、下の写真の水草の根元で、単独打水産卵でした。
産卵場所は、水がわりと透明で、根が網目状に繁茂して浅くなった所でした。
 『カエルの分校』の湿地には、同じ仲間のヨツボシトンボがたくさんいるのですが、似たような環境での産卵でした。

Dscn8543 桶ヶ谷沼のベッコウトンボは、昔と比べ、厳しい状況にあるようですが、磐田南高校の生徒さんをはじめ、関係者がその復活のために一生懸命努力しているのには頭が下がります。
 数十年後には、みなさんの想いが叶うときがきっと来ると願いつつ磐田を後にしました。

 『カエルの分校』は、かつて棚田だった田んぼを周囲の山ごとお借りし、生きものが戻って来て、次の時代にも安心して暮せるようにと、50年後を夢見て、持ち込まず、持ち出さずのスタンスで、多様な生態系を再生する活動をしています。
 桶ヶ谷沼の関係の方々とは、似たような想いがあるだけに、大変勉強になった観察会でした。

 ベッコウトンボと産卵場所の写真以外は、Aさん撮影です。
お勤めが浜松なのですが、お忙しい中をやりくりし、今回の観察会の手配から当日の案内、後のまとめを、他の二人の幹事さんと共に、頑張って頂きました。改めて感謝申し上げます。

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コメント

先日はありがとうございました。
自然もステキでした。
人もステキでした。
集合地の竹村新池もステキでした。
未来に希望を持たせてくれる1日でした。
私も自分のサイトに報告を書かせていただきました。

今後ともよろしくお願いします。

投稿: 縄文人 | 2007年5月16日 (水) 04時37分

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